2010.04.28
水道管にからまるブルーマン? いえいえ、これはれっきとした”楽器”なのです。
これまでも”水道管”を楽器として使い、オリジナリティの高い音楽演奏を披露してきたブルーマンですが、これは通称”バックパック”を呼ばれるタイプ。楽器を背負っているため、ブルーマンは自由に動き回ることができます。
この”バックパック”をフィーチャーした新しい演目が、今度の再演では大きな話題になりそうです。
それは人間の”脳”の錯覚をブルーマン的に科学しようというもの。人間の目に映るものがどのように”脳”に情報として伝達され、人間は”見た”気になるのか。実は人間の目は勝手に休憩をとっているらしいのです。
しかし、一番の醍醐味、それはお客様とブルーマンとの”関係”と
今回の日本公演の準備を進めているニューヨークのスタッフ達は語ります。
実はブルーマンのショーは、知らない者同士<お客様とブルーマン>が出会い、そして、互いを知り合い、仲良くなるプロセスを体感するショーです」
と語るのはブルーマンのショーを作ったオリジナルメンバーの一人、マット・ゴールドマン。
「特にブルーマンと観客が最初に対面する瞬間はとても大切です。
そして、この新しい東京公演ではそれを特別なものにする演出を用意しました。」
そこで、これまでのブルーマンのショーでは存在しなかった巨大な”幕”が登場。右の写真は六本木ブルーマンシアターにその幕が取り付けられる様子です。勿論、ブルーマンのショーでは、これが単なる幕でない使われ方になりそうです。
更に今回の東京再演では、上記の演目の他、これまで
ブルーマンの代名詞であったフィナーレにも新しいアイデアが
盛り込まれます。これは必見、いえ、引き続き、
必・参加間違いありません!
2010.04.05
・・・と言っても、ブルーマンの演奏する楽器やバンドの音ではありません。
聞こえるのは工具やチェーンソーの音。まるでどこかの工場にでもいるようです。
そして、舞台上にいるのはブルーマンではなく、ヘルメットをかぶったスタッフ達。
ここは紛れもなくブルーマンの劇場です。再演に向け、必要な機材を搬入し、設置しているのです。
こうした作業は一般的に”仕込み”と呼ばれますが、『ブルーマン』はもともと装置が”工業施設”をイメージさせるために、どこまでが舞台の装置なの見分けがつきません。
ブルーマンのショーを説明するのにオリジナルメンバー達はたびたび、”インダストリアルindustrial”という言葉を使います。
上述の”工業施設”はまさにその象徴。こうした一見、無味乾燥な状況にブルーマンは現れ、そこにある産業廃棄物のようなドラム缶や排水管で遊びだし、それがアートになる。
その意外性はブルーマンのショーの醍醐味で、客席は大いに盛り上がります。
しかし、この”インダストリアル”な雰囲気が際立たせるもの、それはもうひとつあります。
これは、そうした無機質な世界とは対局の”人のつながり”。
実はブルーマンとお客様がこの劇場で出会い、互いに興味を持ち、そして、心を通わせる。
それこそがブルーマンのショーならではの”特別な体験”なのです。
楽しい時間を過ごした場所は、特別な意味を持ちます。ひょっとするとショーが終わり、劇場を後にするとき、あなたもそんな”インダストリアル”な装置を名残惜しく感じるかもしれません。
2010.02.22

前回の東京公演でも印象的だった”パラパラ漫画”の原理を応用した”ゾートロープ人形”(=少しずつ体の曲がり方の違う人形を円の上に並べ、それを回転させ、強いフラッシュライトを当てると、あたかもそこで踊っているように見える)も実は”脳の錯覚”にヒントを得たパフォーマンスであったように、ブルーマングループは、「脳」に特別な”思い”を抱いているクリエイティブ集団と言えそうです。
そんな東京のショーに新たに加わろうとしている場面が、更に人間の目(=脳)に焦点をあて、その不思議をブルーマンらしく探求しようというもの。先日まで、東京とNYの間で、やや突拍子もない会話が続きました。「人間の目ってずっと何かを見ているようでいて、実は、断続的に小休止している」とか、「視神経は青・赤・緑しか認識できない」など、まるでエンターテイメントとは関係のない言葉のやりとりが飛び交っていました。しかし、さすがにそこはブルーマンのクリエーター陣、最終的には東京の「新しい見どころ」と思わせるような展開を考えてくれました。なお、ここには新しい楽器が登場する予定ですので是非、お楽しみに。そして、この場面(ちゃんとうまくいけば!)、きっと客席で皆さんもそんなメカニズムで「物を見ている自分」が不思議に思えてくるはずです!
2010.02.15

今、東京とニューヨークではメールや電話などで毎日のように連絡を重ねています。
これらは4月29日に開幕する『ブルーマングループIN 東京』に加わる場面についての打合せです。
“喋らない”ブルーマンのショーには、いわゆる「台本」は存在しません。しかし、通称”Beat Box”というショーの冒頭から終わりまでの全ての場面に、まさしく秒刻みでどんな進行があるかを記述した分厚いファイルがあります。そこには例えば、3 人のブルーマンがどのような位置で、どのブルーマンに対してどのようなしぐさをするか、また、どんな”気持ち”を持っているかなどが詳細に描き込まれています。しかし、このBeat Boxに書かれていることは「絶対」ではありません。お客様の反応や笑い声、こうした「客席とのやりとり」でブルーマンは変わります。そういう意味で、このショーは本当に幕が上がるまで、どんな風になるか誰にも、勿論、ブルーマンにもわかりません。
え? そもそもブルーマンのショーに”幕”はない? 仰る通り、でした。「でした」というのは、実は今回の公演では、「幕」が登場するかもしれないのです。幕越しにみるブルーマン? きっとそこには、彼らならではのクスッが用意されるはずです。ちなみにこの「幕」の発想も日本の古典芸能や歌舞伎からヒントを得た、といいます。
更に新しく加わる要素のもうひとつのヒントは、日本の習慣にある”贈り物”文化。
NYとのやりとりでは”ギフト”というキーワードで、アイデアを膨らませています。
これは、日本では初対面の人にもギフトをあげる習慣があることを不思議に感じたNYチームの面々が、「お客様とブルーマンが一体になる」というショーの目的に通じるのでは?と着目しました。どんなギフトがあるか? ひょっとすると、あなたがもらうことになる??

だいぶ話しがそれましたが...Beat Boxにはそのほか、音楽の演奏が始まるきっかけや照明が変わるタイミングなどもすべて書き込まれています。ショーの中で刻々と変わる音楽や照明、そして、様々な仕掛けなどは、ブルーマンとお客様が作るショーの流れをこわさない”絶妙さ”が要求されます。
チームブルーマンの皆様の先行予約特典でのリハーサルイベントでは、初日前の劇場で、こうした”絶妙さ”の模索をご覧頂けます。いまからチームブルーマンに加われば、こんな”舞台作り”にご参加頂けますので、この貴重な機会を是非ともお見逃しなく!
2010.02.05

ようこそ、六本木ブルーマンシアターへ。
初めての方も、そして、すでにいらして頂いたことのある方も、ここが六本木ブルーマンシアターです。
ガランとしています。場内もひんやりしています。
間もなくここに、また灯がともされようとしています。
ブルーマンがもう一度、東京に戻ってこようとしています。
東京で公演を続けたい。それはブルーマングループの強い希望であり、夢でした。
勿論、戻ってくるからには、前回以上に楽しんで頂きたい。
そのために、今回の東京のショーには最新のコンテンツが導入されます。
これまで以上にお客様と遊びたい。
それまで以上にお客様を笑わせたい。
このページでは、「2010年のブルーマン」の誕生の様子をお伝えします。
このガランとした空間に機材が運び込まれ、リハーサルが始まる。
そんな普段はお見せできないちょっとした劇場での作業をご覧ください。
2010年2月
ブルーマン・ジャパン一同